新宝島

対馬

朝鮮半島は目と鼻の先
文化伝来の玄関口となった「国境の島」


対馬は、九州の北方の玄界灘に浮かぶ日本で三番目に大きい島です。朝鮮半島から50kmというほど近い位置にあるため、古くから大陸との文化伝来や経済交流の窓口となる国境の島として知られてきました。

島の面積のおよそ90%が山地に占められている自然豊かな島で、島の中心の浅茅湾では雄大なリアス式海岸が広がっています。また、遺跡・史跡や神社が多く残され、深い歴史が感じられる島でもあります。

日本屈指の“歴史”を感じられる離島、対馬

対馬 日本屈指の“歴史”を感じられる離島、対馬

対馬の90%は原生林が残る山地で占められています。そのため古くから海上航路に重きをおき、朝鮮半島と九州を結ぶ要衝として知られてきました。紀元前の遺跡が発掘されたことから、石器文化や仏教、果ては漢字までたくさんの文化が大陸から伝わったことが伺えます。また、貿易と同時に国防の最前線として、鎌倉時代の元寇や明治時代の日露戦争といった数々の戦の舞台でもあり、今なお多くの史跡が残されています。

豊かな自然も対馬の大きな特徴のひとつです。国の天然記念物のツシマヤマネコをはじめとする対馬の固有種や、大陸系の動物が多く生息しています。対馬と日本本土もしくは中国大陸にしかない植物など、独特な生態系を見ることができます。

対馬、長きにわたる戦いの歴史



日本本土と大陸の中間に位置することから、対馬は壱岐とあわせて常に交易の要衝でした。特に朝鮮とのつながりは強く、多くの文化が対馬(と壱岐)を通して伝えられました。同時に、数多くの戦いの舞台となってきました。ここではその一部を紹介します。

対馬

戦場其の一 金田城跡
日本初の対外戦争となる、663年の白村江の戦い。当時の朝鮮半島にまたがる2国との戦争は、対馬に初めての大きな緊張をもたらしました。

朝鮮半島での争いに破れた朝廷は、防衛のためにのろし台や防人を配置した城を各所に築きました。その際に対馬に築城されたのが金田城(かねだじょう、かねたのき)です。日本最古級の朝鮮式山城で、当時の石垣や城門が多く残っており、国の特別史跡に指定されています。

現在、金田城にはトレッキングコースが整備されています。山頂からは当時の防人たちも見たであろう景色を眺めることもできます。

©長崎県観光連盟

対馬

戦場其の二 小茂田浜神社
鎌倉時代、旧モンゴル帝国である元と2度の戦いがあった元寇。朝鮮半島とほど近い対馬は、侵攻の足がかりとして戦いの最前線となりました。

一度目の戦いである「文永の役」にて、元寇軍3万300が小茂田浜に来襲しました。上陸した約千騎に対し、守護代であった宗資国はわずか80余騎でそれを迎え撃ち、奮戦するも、資国ら対馬勢は戦死することとなります。元寇では、日本は「神風」により侵略を免れたと言われますが、対馬(壱岐含め)は全島にわたって甚大な被害を受けました。

毎年11月に行われる小茂田浜神社大祭には、宗氏と家臣の子孫たちが甲冑に身を固めて参加し、海に向かって弓を鳴らす鳴弦の儀式が行われます。

画像引用:国立国会図書館ウェブサイト

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戦場其の三 清水山城跡
清水山城は、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)に際し、豊臣秀吉の御座所として1591年に築かれました。清水山城は、朝鮮半島・釜山につながる重要な軍事的中継点でした。規模はさほど大きくありませんが、城跡には当時の石垣など数多くの遺構が残っており国指定の史跡となっています。

今では金田城と同じく遊歩道が整備されていて、城跡を訪問することができます。特に人気なのが見晴らし良好な三の丸です。眼下には城下町や厳原港が広がり、爽やかな風が吹き抜けていきます。ベンチも設置されているので島民の方もここに来られるとか。

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戦場其の四 豊砲台跡
明治時代からその後の2度の世界大戦に渡り、対馬は国防の最前線として多くの砲台が築かれました。その中でもここ豊砲台は世界最大級の巨大さを誇ります。昭和4年に始まった工事は昭和9年3月に完成、砲身長18.5m、砲身重量108トン、実用射程距離は30.3kmという、まさしく世界最大級の巨砲でした。

第2次世界大戦終結後、米軍の爆破班が解体を試みましたが、鉄筋コンクリートの厚みは2mもあったため完全には爆破・解体できず断念したという逸話も残っています。当時の姿をいまに留めている内部は見学も可能です。

ちなみに砲台は一度も使われることなく廃棄されました。その理由は、豊砲台を含む対馬要塞が堅牢だったため、対馬に対する敵艦隊からの砲撃がなかったからだと言われています。

©長崎県観光連盟

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対馬随一の景勝地「烏帽子岳展望所」

対馬の地形として代表的なリアス式海岸、浅茅湾。その景色を余すことなく満喫できるのが、ここ烏帽子岳展望所です。

烏帽子岳は、対馬の中央に広がる浅茅湾の北岸に位置しています。その標高はおよそ170mほどですが、360度をぐるりと見渡せる展望台となっており、東には対馬海峡、西には朝鮮海峡が広がります。

複雑な地形が作り出すリアス式海岸の景色が見られる烏帽子岳展望所は、対馬でも随一の景勝地。海と山が織りなす雄大な景色をお楽しみいただけます。

©長崎県観光連盟

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天気が良ければ“お隣さん”が見えるかも!?「韓国展望所」

対馬の最北にある展望所で、天気のよい日には韓国・釜山の町並みを望むことができます。

景色だけでなく、展望所の建築物についても韓国の様式を取り入れた建造がされています。展望台についてはソウルのパゴダ公園にある多目的施設が、ゲートについては釜山の韓国国際ターミナルの入口ゲートが、それぞれのモデルになっています。

また、展望所から見る釜山の夜景も大変美しく人気です。

©長崎県観光連盟

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Photo Gallery対馬をめぐる風景です。

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